映画そもそも日記

映画のそもそも〜ってなんだろう?をベースにした日記

メイズランナー

違う興味が? 想像していたほど、面白さは無かった。なんか、中身が薄い。でも物語としての面白さより、キャスティングが興味深かった。 そもそも、映画は表現であるから、創った人間の思いが対象化されている。できた作品は作者の心が映画という形をとって…

チャッピー

あんまり、かるく観てはいけません。 オープニングとクライマックスのアクションシーンは対立する人間同士、ロボット同士の設定やデザインも含めて「ロボコップ」の完全なパクリ。ここまでパクリだと、何か意図があるのかと勘ぐってしまうが、作品の裏に通っ…

Zアイランド

どうしても好きになれない世界観 品川ヒロシ監督はこのヤクザ者達の世界観と言うか、感覚を茶化して笑っているところもあるのだけれど、その感覚をよく解ってもいるようだ。もちろん映画作りも。良く解っているからこそ、茶化すこともできるし、笑い飛ばすこ…

駆け込み女と駆け出し男

新しいのではなく、1廻りして この作品、色が良い。自然で瑞々しい。そしてセリフ回しや方言の使い方、登場人物たちやその背景の生活感なども、現代人に解りやすく十分に演出されていながら、無理がなく自然に受け取れる。大泉洋の立て板に水の口上まがいの…

脳内ポイズンベリー

面白い。コメディとして面白いし、内容的にも興味深い。別に脳内会議の存在をまじめに考えているわけではないけれど、その会議のメンバーの捉え方が面白い。そして、主人公いちこを最後の選択に導く会議の結論については妙に納得してしまう。 私なんかは自分…

セッション

私がオススメするまでもなく、どうやら評判が良いらしく、TVのCMまで始まりました。専門家からの評価はよくても一般受けはするはずはないと配給元では思っていたでしょう。前宣伝は映画館でのニュースのみ、私が住む千葉県での上映は東京近郊の2館のみと完…

バードマン

この作品、主演のマイケル・キートンの人生と重ねあわせて彼のための作品という側面が強いとの評価が一般的で、アカデミー賞もマイケル・キートンのためにこの作品が選ばれたのだという解釈が多い。確かに事情通にはそう見えるのだろうけれど、それだけのた…

そもそも、ここで言う「そもそも」って何?

そも‐そも【▽抑】 [名]《接続詞「そもそも」が文頭に置かれるところから》最初。発端。副詞的にも用いる。 「この話には―から反対だった」「目的が―違う」 [接]改めて説き起こすときに用いる語。いったい。だいたい。さて。「―人間というものは」 そもそ…

これは日記?

映画が好きで、見た映画の感想なんかを記録したりしてたんですが、自分の記録だけで溜めておくと、同時に鬱憤も溜まってしまうことに気が付き、ブログなんかを書き始めたりもしました。 けれど、やって見ると普通皆さんがやっているレヴューのようにはどうし…