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映画そもそも日記

映画のそもそも〜ってなんだろう?をベースにした日記

オデッセイ 追記

誤訳?

 主人公は自分の行動をビデオにメッセージとして記録しているのだが、物語はビデオに残す彼の音声メッセージがその場面の説明にもなるというように工夫されている。彼は一人取り残された火星で生き残るために食料として保存してあったじゃがいもを種芋として栽培するエピソードが出てくる。鑑賞者はこの試みも彼の解説付きの記録状況をリアルタイムで観ることになるのだけれど、その中で「火星の土で栽培する・・・」というセリフが出てくる。火星の表面を覆っているのは土なのか?と一瞬現実に引き戻されたのは私一人だけではないだろう。最近のNASAの火星探査の発表では火星に水が存在する可能性が非常に高まったと言っている。過去にはもしかしたら生命体が存在したかもしれないという話まで出てきているらしいが、だからといって”土”はないだろう。少なくとも地球で言うところの”土”の概念は生物の死骸の堆積だ。いくらなんでもそれはない。いま火星の表面を覆っているのは殆どが岩石と砂だろう。私は日本語吹き替え版を観たのだから単なる誤訳かも知れない。もともとのセリフはどうなっているのだろうか。まあ、ほんの些細な事だし、素晴らしい映画の出来には影響ないのだけれど、ちょっと、気になる。